競争だ!マイルスとレオ、
山頂をめざせ!
ある晴れた日、
負けず嫌いの
猿のマイルスと犬のレオは、
山のてっぺんを目指して
競争することにしました。
「よーい、ドン!」の合図で、
二人は元気いっぱいに
駆け出します。
「待って!そっちは危ないよ」
慎重な鹿のスズカが止めますが、
二人は聞く耳を持ちません。
「だいじょぶだいじょぶ!
一番乗りは僕たちだ!」
あっという間に、
二人の姿は
見えなくなってしまいました。
残されたスズカと、
のんびり屋の熊のルスカは
顔を見合わせます。
「困ったわ…」
でも、
しっかり者のスズカは
慌てません。
スマートフォンを取り出すと、
Mylers Trackという
アプリを起動しました。
「大丈夫よ、ルスカ」
これを見れば、
二人がどこにいるか分かるの。
アプリの地図には、
マイルスとレオのいる場所が
示されています。
しかし、そこは道のない、
とても危険な場所でした。
「私たちは安全な道で
追いかけましょう」
いっぽう、マイルスとレオは、
道に迷って途方に暮れていました。
「どうしよう、」
「どっちに行けばいいんだろう」
その時です
「おーーーーい!」と
呼ぶ声が聞こえました。
見ると、丘の上から
スズカとルスカが
手を振っています。
「スズカ!ルスカ!」
二人は安心して、
思わず駆け出しました。
スズカたちの顔を見て、
マイルスとレオは
少しバツが悪そうに言った。
「ごめん…」
「心配かけちゃったね」
「もう、無茶しないでよ!」
スズカは少し怒っていたけど、
二人の無事な顔を見て
ほっとしたように微笑んだ。
Mylers Trackで
ずっと見てたから、
こっちの安全な道から
先回りできるって分かったの。
本当に心配したんだから!
再び合流した4人は、
今度はみんなでペースを合わせて、
ゆっくりと山頂を目指します。
一人よりも、みんなで歩く山道は、
ずっと楽しくて安心です。
麓の木の上から
みんなを見守っていた、
ふくろう爺さんが、
にっこり頷きました。
やれやれ、無茶は禁物じゃ。
じゃが、Mylers Trackがあれば、
万が一の時も仲間の場所がわかって
安心じゃのーう。
このアプリは、
みんなの安全のために
無料で使えるから、
自分と、大切な仲間を守るために、
山に入る時は必ず使うんじゃぞ!
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